2007年の登場から今年(2020年)で13年。そろそろモデルチェンジが噂されているトヨタの最高峰SUV、ランドクルーザー200。SUVファンなら一度は乗ってみたいと思う垂涎の一台であり、オフロード性能はとにかく圧倒的で世界的にも盤石の信頼と人気を誇っています。

でも、それゆえに価格に関しては性能やブランド価値に高額な設定であって、よほど余裕がなければ購入するのは簡単ではありません。でも、購入ではなくカーリースならどうでしょう。実はランドクルーザーはカーリースでこそ狙うべき一台ともいわれています。その理由とは何なのでしょうか。

新車価格は428万円から。
性能やステータス性を考えれば妥当?


(引用:トヨタ公式HP)

日本を代表する、というよりも世界的にも最高峰のSUVとされているのがトヨタのランドクルーザーです。その4WDメカニズムは最上級!抜群の走破性、そして世界中の戦地でも使われるほどの驚くほどの頑丈さ、さらに砂漠や大陸横断するならこのクルマしかない!といわれるくらいの圧倒的な信頼性を持つキングオブSUVなどともいわれています。そんなクルマですからSUVファンであればだれもが一度は乗ってみたいと思うはずです。だからこそ世界中でランドクルーザーが圧倒的な支持を受け売れ続けているのですね。

確かに日本が世界に誇れる素晴らしいクルマです。でも、そのオーナーとなるのは決して容易ではありません。なんといってもネックはその価格。堂々としたスタイリングや圧倒的なスペック、そして、そのステータス性を考えれば決して高すぎるわけではありませんが、それでもエントリグレードで482万円ですから、庶民にとってはやっぱりハードルが高いのは確か。この値段を見てしまうと、憧れはあっても購入するまでには至らないという方のほうがきっと多いのではないでしょうか。

確かに購入は大変です。でも、購入しなくても手に入れる方法はあります。それはカーリースです。高額車両であるランドクルーザー200ですが、調べてみると、カーリースであればちょっと頑張ればそれほど大きな負担なく乗ることも不可能ではないことがわかります。それにカーリースだからこそランドクルーザー200狙い目だと考えられる理由があります。では、その理由とはいったいなんなのか?また、いまがランドクルーザー200に乗ることができる最後のチャンスであること、そしてランドクルーザーをリースするうえでの注意点などについてご紹介します。

モデル末期であっても
いまだに人気は衰え知らず


(引用:トヨタ公式HP)

ランドクルーザーシリーズには現在ランドクルーザー200(車名には200とはついていませんが、プラドと区別するためその車両型式名からファンの間では200系と呼ばれています。)と、ランドクルーザープラドの2つのモデルがあります。この2つのうちより上級に位置するのがランドクルーザー200で、現在の国産SUVの頂点として君臨しています。

ちなみにその登場は2007年9月でした。つまり登場からすでに13年もたっているわけです。それでもその人気は一向に衰えていません。それがすごい。そろそろ新型モデルが投入されるタイミングとも噂されていますが、具体的な話はまだ聞こえてきません。専門誌などの予測によると2020年秋には次期モデルが発売されるともいわれていますが、2020年の4月現在に社会状況を見る限りその通りになるかはちょっと微妙かもしれません。

じゃあ今は手に入れるタイミングではない?新型が登場するなら、今はちょっと待って、ランドクルーザー200の後継モデルを待つべきなのか?それがランドクルーザーの場合はそうともいえないのです。なぜならランドクルーザーは歴代どのモデルも独自の個性と魅力を持っているからです。もしかしたら次のランドクルーザーが同じような魅力を備えていないかもしれません。全く別のモデルになってしまう可能性もあります。ということは世界中から高く評価されている、キングオブSUVのランドクルーザー200を、新車で手に入れるチャンスは今しかないともいえるのです。

そもそも、ランドクルーザーは歴代どのモデルも現行モデルでなくなったあとも人気が落ちることがありませんでした。全てではありませんがランドクルーザーファンは、単に新型になったから新しいモデルに買い替える、ということが少なく、このモデル(例えば、ランドクルーザーの60系やランドクルーザーの80系など)だから好きなんだ!という方が多いのです。そのため、どの時代のランドクルーザーも、中古で走行距離が多くても、また年式が古くても、下取り価格や中古車価格が高値で安定しているのです。

ちなみに、どれくらい中古価格が落ちないのかというと、ランドクルーザー200の3代前のモデル、ランドクルーザー60系の中古車価格は、某中古車検索サイトで調べてみました。するとその平均価格は234.5万円。じゃあ新車のときはいくらだったのかと調べてみるとグレードによって違いますが195.9万円~334.1万円でした。全然下がっていないというかむしろ上がっている?調べてみてなんですがちょっと驚きです。

ランドクルーザー200系も、このような存在になる可能性があります。なぜなら、200系が備えているランドクルーザーならではの特別な魅力が、次の新型ランドクルーザーには備わっていない可能性が高いと噂されているからです。

ガソリンV8エンジン
搭載モデルはもう手に入らない?


(引用:トヨタ公式HP)

これは本当に噂レベル(2020年4月現在)なのですが、次期モデルでは、100系から続いてきたハイエンドランドクルーザーの象徴ともいうべきV8ガソリンエンジンが廃止になるという話が聞こえてきているのです。これは由々しき事態。確定ではありませんがV8ガソリンエンジンが消滅し、変わって新しく3.5L V6ターボエンジン+モーターのハイブリッドになるといわれているのです。

クルマにもエコが求められ何より燃費が重視される今の時代ですから、確かに4.6Lなんて大排気量のガソリンエンジンというのは、もはや過去のものなのかもしれません。それに3.5Lでも十分な排気量ですし、それにトルクの大きなモーターが組み合わされるのですから、ランドクルーザーらしい十分な性能を発揮できるのも間違いないでしょう。

でも、V8エンジンの豪快なフィーリングと、大排気量らしい圧倒的なトルク感はハイブリッドでは決して味わえません。また、そのように考えるランドクルーザーファンも少なくないはずです。そのためもしかしたら、300系にフルモデルチェンジとなったあとに現行の200系のV8ガソリンモデルが高騰するなどという可能性だって大いに考えられるのです。

新車カーリースなら月々30,000円で
ランドクルーザーに乗ることができる!?


(引用:トヨタ公式HP)

もしそうなってしまったら、いまよりも手に入れるのが難しくなる可能性もあります。中古になって安くなったら手に入れよう、などと考えているうちに、逆に手の届かない存在になってしまったなどということが決してないとは限らないのです。「そうはいっても、ランドクルーザー200を新車で購入できるほどの予算的な余裕はないし…。」確かに多くの人にとってはそうですよね。軽く500万円ですからそんな金額ローンで払うのも簡単じゃない。じゃあどうすればいいのか?簡単です。何も買わなくてもいいのです。そう検討するべきは新車カーリースです。

カーリースであれば毎月定額のリース料金を支払うだけで憧れのランクル200に乗ることができます。それも、リース期間中は自分のクルマとして自由の乗り回すことができるのです。リースである限り基本的には最終的に自分のものにはなりませんが、一定期間ランドクルーザー200のオーナーになるのですからこれは魅力的でしょう。

でも、リースだからといってランドクルーザーは高額車だから月々の支払いも高いのじゃないか?そう思うかもしれませんが、実は意外に手ごろな費用で乗ることができます。例えば、ディーラーとの繋がりを活かしたサポートや充実したメーカー保証などで注目を浴びている、新車カーリースの「リースナブル」のリース料金を見てみましょう。

ランドクルーザー200のAXグレードで、リース料金(5年リース)は、なんと月々30,000円(税込み3万3,000円)からとなっています。ボーナス加算なしの毎月定額コースでも5万8,000円から、と思いのほかお手頃なリース料金。これで5年間最高峰のSUVを自由に乗り回すことができると考えればお得といっていいでしょう。

それに、ランドクルーザー200は前述したとおり、中古となっても価格が落ちない安定した人気を誇っています。国産車としてはトップレベルのリセールバリューを持っておりオープンエンドのリース終了後に査定を受けても、その価格が残価を下回る可能性がかなり低い。むしろ前述した理由で買い取り相場がアップしていてプラス査定となる可能性だってあるのです。先々人気がどのように変わるかわからない流行りのクルマをリースするよりも、間違いなく安心なのではないでしょうか。

ランニングコストが高い
という点には注意が必要


(引用:トヨタ公式HP)

このようにランドクルーザーは今こそリースで乗るべくクルマの一台といっていいと筆者は考えます。世界最高峰のSUVを期間限定とはいえマイカーとして使えるのですから。また、リースであっても例えばリースナブルのようなリース会社ならリース車両を買い取ることだって可能なのです。

もし5年リース満了後、気に入ったら最初に設定した残価分を支払い名義変更などの手続きを行えば購入が可能です。通常リース車両の買取は結果的に割高になるのであまりおすすめできませんが、ランドクルーザー200は別です。残価分を支払い、購入してもランドクルーザー200ならまだまだリセールバリューが期待できる。新型にはない(可能性が高い)V8エンジンが注目されれば、逆にプレミアがつく可能性もないとはいえないのですから。

ただし、気を付けなくてはいけないこともあります。それはランニングコストです。「あれ、リースだからランニングコストはかからないんじゃないの?」と疑問を持たれる方もいるでしょう。確かにリースなら自賠責保険や税金、車検費用はかかりませんが、燃料代や駐車場代、さらに任意保険料などは別です。これらはリース費用とは別にリース契約者が自分で支払はなければいけないコストです。

特に日々のカーライフで大きな負担となるのが燃料代です。V8ガソリンエンジンは大きな魅力ですが、4.6Lの大排気量となると燃費は当然期待できません。カタログで見るとJC08モード燃費で6.7km/Lとなっています。あらためて数字で見るとびいるくらいに燃費悪いですね。それにこれはカタログ値なので実燃費はさらに低いはずです。

比べちゃいけませんが低燃費代表のプリウスなら37.2km/Lです。また、同じように大きな車体が魅力のLクラスミニバンのアルファード3.5Lモデルでも9.5km/L(マイナーチェンジ前モデル)となっています。かなり違いますね。

これに加えて任意保険料、特に車両保険だって高いですし、車体が大きい分、月極駐車場探しでも苦労する可能性が高いでしょう。そのうえ、ランドクルーザーはとにかく世界中で高い人気を誇るSUVなので、盗難に関しても注意が必要です。できるだけ安全な駐車場に保管し、なおかつセキュリティシステムの導入も必須。自宅に車庫などを確保できないと、こういった費用もかさんでしまうことになります。その点を理解していないとあとで後悔することになるかもしれませんので注意は必要でしょう。

手に入れるのは
今が最後のチャンスかも?


(引用:トヨタ公式HP)

それでもランドクルーザー200には、世界一とされるのオフロード走破性や、V8ガソリンエンジンのパワフルな走り、豪華なインテリアなどほかのクルマにはない素晴らしい魅力があるのは間違いありません。

また、ベンツのゲレンデヴァーゲンやランドクルーザー、ポルシェのカイエンなどと同等のステータスを持つ世界最高峰のSUVに月々30,000円からのリース料金で乗ることができるのですからそれ以外にある程度のコストがかかるのも当然のことといえるでしょう。

ランドクルーザー200は、もしかしたらV8ガソリンエンジンを持つ、ワイルドな魅力を備えた最後のランドクルーザーともなるかもしれません。購入するにしても、リースで手に入れるとしても、新車で乗ることができるのは今が最後のチャンスかもしれません。本気で検討するなら、せかすわけではありませんがちょっと急いだほうがいいかもしれません。