近年、車を持つ方法は購入・ローンだけではなく、ライフスタイルに合わせたさまざまな選択肢があります。特に人気になっているのが、「カーリース」というサービスです。もしかするとお友達や同僚などに、このサービスを利用している方がいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は、年々利用者が増え続けているカーリースについて、初心者の方にわかりやすく基本の仕組みとメリット、デメリットについてご紹介いたします。

カーリースの基本的なしくみ

まずカーリースとはどのようなサービスなのか、その基本的な仕組みについてチェックしていきましょう。

長期契約で車を「借りて」利用する

カーリースとは、3年、5年、9年など長期の契約を結び、月々定額の料金を支払いながら車を「借りて」使うサービスです。

「借りる」というとレンタカーサービスなどもありますが、カーリースは契約期間が数年単位と長いのが特徴です。契約期間中はマイカーのようにほとんど自由に車を使用できます。

契約が終われば車を返却

リース期間が満了すれば、車はリース会社に返却します。あらためてその車を再リースしたり、下取り価格を払って購入することなども可能です。

「残価設定」でお得な月額料金

カーリースの特徴に「残価」という仕組みがあります。「残価」とは、リース契約終了時に残っている車の価値のことです。

最初に前もってこの金額を計算して、車両価格からこの残価を差し引いた金額分を契約月数で割ったものが、基本的な月額のリース料となります。

基本的な月々の料金 = (車両価格 - 残価)÷ 契約月数 (+諸手数料など)

つまり利用者は車両価格すべてを支払う必要がないため、頭金もいらず、月々の負担が重くならない便利な仕組みになっているのです。

購入とカーリースの仕組みの違い

項目 カーリース マイカー購入
初期費用 不要 高額な頭金やローン手数料が必要
月々の支払い 定額(自動車税・保険料込) ローン返済額・自賠責保険料等を別途支払い
維持管理 プランによって車検・点検・保険料コミで管理が簡単 車検・整備費用はその都度必要
乗り換え 契約満了後に新車に乗り換えやすい 車を売却する必要があり手続きや査定リスクが発生
カスタマイズ 確認が必要 自由に改造・カスタマイズできる

カーリースのメリット、今選ばれている理由とは

このようなカーリースの仕組みには、どのようなメリットがあるのでしょうか?

まとまった頭金が不要!

車を購入する場合は、車両価格の一部を頭金として支払ったり、登録時の税金や手数料などで数十万円の初期費用がかかることがあります。

しかしカーリースなら頭金や登録料ゼロで契約を開始できます。最初から月額料金を支払うだけで車を利用できるのは、カーリースの大きなメリットです。

憧れの車も無理なく利用できる!

カーリースは、動画や音楽のサブスクリプションのように、月々決まった金額を支払っていくだけでさまざまな車を利用できます。月々の支払いだけで済むため、購入よりも一つグレードの高い車を選ぶことも可能です。

たとえば「リースナブル」であればアルファードやヴェルファイアなど、購入だと少し負担が大きい高級車でも定額払いで気軽に利用できます

車検・メンテナンス込みで家計もスッキリ!

カーリースのメンテナンス費用込みのプランを選べば、オイル交換や定期点検費用まで月額料金に組み込むことができます。さらには車検代や毎年の自動車税、自賠責保険料など車の維持に必要な諸費用も含めることができます。

これによって車の維持費の変動が少なくなり、毎月の支出がフラットになります。車にかかる毎月の費用が明確なので、将来のお金の計画や家計管理も簡単です。

手続きが簡単!

リースナブルであれば、カーリースのお申し込みから審査、契約まですべてオンラインで完結できます。Web上でそのまま申し込みまで完了できるため、夜間や自宅からでも自分のペースで契約を進められます。スマートフォンやパソコンから手軽に手続きを進められるのは、忙しい方にとって大きなメリットです。

リース会社によっては「即納」も可能!

世界的な半導体不足などの影響が続き、2026年に入っても車の納期の長期化は解決しそうにありません。早く乗りたいと思っても、納車までに半年~1年待たされることも少なくないのが実情です。

しかし「限定在庫車」リースを提供しているリースナブルであれば、さまざまな車種をすぐに利用できます。高年式低走行の人気車種さえ自社在庫から即納できるため、希望の車を待たずに手に入れられます。

リースナブルの限定在庫車(高年式低走行)の即納リース一例

※詳しい在庫状況はサイトよりお問い合わせください

車種・グレード 年式 走行距離 月額料金(税別)
トヨタ アルファード 2.5 Z 2025年式(R7) 15km 38,000円~
トヨタ ヴェルファイア 2.5 ハイブリッド Zプレミア 2024年式(R6) 0.4万km 38,000円~
トヨタ ランドクルーザー 250 2.7 VX 2024年式(R6) 94km 38,000円~
トヨタ クラウンエステート 2.5 Z E-Four 4WD 2025年式(R7) 70km 28,000円~

カーリースのデメリットや注意点

多くのメリットがあるカーリースですが、利用にあたって注意すべきデメリットもあります。ご契約の前には、以下の点について確認しておきましょう。

自由に車をカスタマイズできない

カーリースは借りて車を利用する形のサービスであり、契約が終わればリース会社に車を返却するのが基本です。そのため車のカスタマイズについて、一定の制限が設けられていることがあります。リース会社によって制限の範囲は異なるので、カスタマイズ好きの人は、ご契約前にカスタマイズができる範囲についてリース会社の人に確認しておきましょう。

走行距離制限がある

カーリースは契約期間中に走行できる距離の上限(年10,000~15,000kmなど)が定められていることがあります。もしこの距離を超えてしまうと、返却時に追加料金などが必要になることがあります。長距離運転が多い方は、契約前に走行距離制限が十分かどうか気を付けておきましょう。

カーリースが向いている人とは?

以上のサービスの特徴を踏まえると、カーリースがおすすめなのはどのような人でしょうか?

移動手段として車を利用したい人

車を所有することよりも、移動手段として車を使いたいと考えている人にはカーリースが向いています。毎日の通勤、週末の買い物、ご家族の送迎など、「生活に車が必要だから使えれば十分」というスタンスの方にとっては、月払いのカーリースは手軽にマイカーを持てる最適な手段です。

車の維持管理に時間をかけたくない人

メンテナンス込みのリースであれば、その時々によって変動しやすいメンテナンス費用、煩雑な車検や税金・保険料の管理も必要なくなります。お仕事で忙しい方など、「車は使いたいけど、お金の管理には時間をかけたくない」という方には、とても便利なサービスです。

ライフスタイルが変化しやすい人

転勤や引っ越し、家族構成の変化など、数年のスパンでライフスタイルが変わりやすい人にもカーリースは向いています。カーリースは契約期間をあらかじめ区切って利用できるため、「とりあえず向こう3年だけ車があればいい」「今は普通車で、将来はミニバンなど大きめの車に乗り換えたい」というニーズにもしっかり対応できます。

すぐに車に乗りはじめたい人

すぐに定額で車を乗り始めたい、納車に何ヶ月も待ちたくないという人には、特にリースナブルの在庫車即納リースがおすすめです。「仕事ですぐに使いたい」、「次の連休で使いたい」といった要望があるならば、ぜひリースナブルに問い合わせてみましょう。

まとめ

最近多くの人から人気になっているカーリースは、3年や5年など長期の契約で車を借りて利用するサービスです。初期費用ゼロで気軽に車に乗れることや、維持費込みの定額プランでお金の管理がしやすいことなど、たくさんのメリットがあります。

2026年現在も車の供給不足が長引いているため、納車が半年~1年などかかってしまうことも増えてきています。しかしカーリースの中でも特に「リースナブル」であれば、普通車から高年式低走行車など、限定在庫車を月々手軽な値段で即納可能です。

ぜひ月々定額で手軽に車を利用できるこのサービスを上手に活用して、豊かなカーライフをはじめていきましょう!