ハリアーといえば、都会派クロスオーバーSUVの元祖であり、幅広くSUVをラインナップするトヨタブランドの中にあって圧倒的な人気を誇る一台です。歴代モデルはすべてが大ヒットしており現行モデルも登場以来全く人気が衰えることなく、いまだに注文が殺到していて納車が遅れ気味であるなど販売も絶好調です。

そんなハリアーには様々なグレードが設定されています。S、G、Zの3タイプのグレードが基本で、パワーユニットはガソリンエンジンとハイブリッドがあり、さらにそれぞれに2WDと4WDが用意されている。加えてプラグインハイブリッド車も設定されています。そのような幅広いラインナップの中でも、特に人気が高いのが最上級グレードである “Zグレード“です。

なんといっても“Zグレード”は、19インチの大径アルミホイールやロングタイプのリヤハイマウントストップランプが標準装備となっていますし、安全装備やハンズフリーパワーバックドアなど装備内容も充実しています。ハリアーの中でも見た目も装備もベストな一台を選ぶとなれば間違いなくこのZグレードになるでしょう。人気も当然です。

もちろんその分価格は安くありませんが、その価格に見合っただけの内容となっているのも違いありません。そんなハリアーの最上級グレード“Zグレード”に関して、いったいどんな点が他のグレードと違っているのか、なぜおすすめなのか、さらにスペックや装備内容などについても詳しくご紹介しましょう。

エントリーグレードなら3,128,000円~
ハリアーのグレード構成はどうなっている

ハリアーZグレード
(引用:トヨタ公式HP)

グレード数は少なくありませんがハリアーのグレード構成は比較的シンプルです。エントリーグレードがS、ミドルグレードがG、そして上級グレードがZという3つのグレードがベースとなっているのは他のトヨタ車と変わりません。

ハリアーの場合はガソリンエンジン車とハイブリッド車があってそれぞれにS、G、Zグレードがあり、さらに双方のZグレードにはレザーシートなどを搭載した“Zレザーパッケージ”というバリエーションも用意されています。また、ハリアーはSUVですので、それぞれに2WDと4WD(ハイブリッドはE-FOUR)、も選べます。

加えて、プラグインハイブリッド車のZグレードも別途設定されているというのも特徴でしょう。このプラグインハイブリッドはZグレードのみでエントリーグレードのSグレードやミドルグレードのGグレードなどの設定はありません。そしてこのプラグインハイブリッドのZグレードがハリアーの中でも最も高価なグレードで6,200,000円となっています。グレード構成と各グレードの価格の詳細はこのようになっています。

グレード名 パワーユニット 駆動方式 車輛価格
S ガソリンエンジン 2WD ¥3,128,000
4WD ¥3,328,000
G 2WD ¥3,529,000
4WD ¥3,729,000
Z 2WD ¥4,038,000
4WD ¥4,238,000
Z Leather Package 2WD ¥4,338,000
4WD ¥4,538,000
S ハイブリッド 2WD ¥3,718,000
4WD(E-FOUR) ¥3,938,000
G 2WD ¥4,119,000
4WD(E-FOUR) ¥4,339,000
Z 2WD ¥4,628,000
4WD(E-FOUR) ¥4,848,000
Z Leather Package 2WD ¥4,928,000
4WD(E-FOUR) ¥5,148,000
Z プラグインハイブリッド 4WD(E-FOUR) ¥6,200,000

ハリアーの最上級グレード
Zグレードはどんなモデルなのか

ハリアーZグレード
(引用:トヨタ公式HP)

ハリアーはスタイリッシュな高級クロスオーバーSUVの元祖でありクーペのような流麗なボディやゴージャスなインテリア、そして、余裕ある動力性能が大きな特徴です。またそれらがハリアーの大きな魅力となっています。現行モデルのハリアーは、ハリアーとしては4代目モデルですが、その登場は2020年6月ですでに3年が経過しています。しかし、その人気は全く衰えることなくいまだ注文が殺到しています。

グレードの構成は前述の通りで、その中で最上級グレードに位置するのがZグレードです。Zグレードにはガソリンエンジンとハイブリッド車があり、さらにプラグインハイブリッドモデルも用意されています。最上級モデルだけに価格は4,038,000円~4,848,000円(プラグインハイブリッド除く)と、全て400万円オーバーですからやはり安くはありません。

しかし、ハリアーはそもそも高級感のある都会派クロスオーバーSUVの元祖。ハリアーを求めるオーナーも、ハリアーらしいクオリティの高さや高級感を求めているはずです。そうなると、やはりエントリーグレードのSグレードでは装備内容やエクステリアの仕様などは物足りないはずです。ハリアー好きであれば足回りはリアスポイラーなどを見ただけでエントリーグレードだということがわかってしまいます。

ではミドルグレードのGグレードではどうかというと、たしかに装備内容も充実しているのでコスパは抜群です。でも、いかにもハリアーらしいスポーティなエクステリアの象徴ともいうべき、大径19インチアルミホイールは装着されていません。それに高級SUVなのだから安全装備もフルスペックで装備しておきたいし、ディスプレイオーディオやメーターなども豪華なインテリアにマッチしたものが欲しい、そうなるとやはり最もハリアーらしい、ベストといえるグレードは“Zグレード”ということになるはずです。

ではそのZグレードはどんな点が他のグレードと違っていて、装備内容などは何が違っているのでしょう。詳しく紹介していきます。

Zグレードは高級SUVハリアーらしい
ゴージャスなエクステリアが採用されている

ハリアーZグレード
(引用:トヨタ公式HP)

ハリアーは、なんといっても流麗なボディラインのクールなエクステリアが特徴です。スポーティでありながら高級感もあり、それでいて歴代モデルから受け継いだハリアーらしさもしっかりもっています。エクステリアに関してフォルムやサイズなど基本的部分はSグレードから最上級グレードのZグレードまで正直大きな差はありません。

では最上級グレードZグレードは何が違うのか。まずヘッドライトが特徴的なプロジェクター式LEDヘッドランプ(オートレベリング機能付)+LEDデイタイムランニングランプ+LEDクリアランスランプ+LEDターンランプとなっています。また、LEDフロントフォグランプが標準で装着されているのもポイントです。

そしてなんといってもZグレードならではの特徴は大迫力の大径19インチアルミホイールが標準で装着されているということでしょう。このホイール高輝度シルバー塗装が施されており、デザインもZグレード専用。そして装着されるタイヤは225/55R19タのSUVながらスポーティな扁平タイヤで見た目が非常にクールなのです。

さらに、他にも前後のバンパーにメッキガーニッシュ仕様となっていることやアウトサイドドアハンドルもメッキ仕様となっていて高級感が演出されています。加えてロングタイプのLEDハイマウントストラップランプや、サイド部がピアノブラック塗装のカラードリアルーフスポイラーなども標準で装着されており、見た目にも他のグレードとしっかり差別化されています。こういったエクステリアの仕様は後から社外品で実現したいとなっても難しく、また余計に予算もかかってしまうので標準でここまで豪華な仕様となっているのはオーナーなら間違いなくうれしいはずです。

最上級グレードならでは、上質で高級感満点の
Zグレードのゴージャスなインテリア

ハリアーZグレード
(引用:トヨタ公式HP)

インテリアもZグレードはまさに高級車そのものです。まず、シート地ですが高級車の象徴ともいうべき本革+ファブリックの組み合わせとなっており見た目にゴージャスだけでなく座り心地も肌触りも一級品です。このシートは機能性も優れており8ウェイパワーシート(前後スライド+リクライニング+シート上下+チルトアジャスター)となっているほか、運転席には電動ランバーサポート(2ウェイ)も装備されているので、居心地が最高なだけでなく簡単に最適なシートポジションを得ることも可能です。

運転席から正面に目を向けるとメーターは12.3インチTFTカラー液晶メーターとなっています。このメーターはマルチインフォメーションディスプレイ機能も搭載されており多彩な情報を表示することが可能です。ちなみにGグレードやSグレードは液晶サイズが7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイとなっているのでその違いは明らかです。

さらにZグレードはフロントウインドウにスピード他各種情報を表示してくれるHUD(ヘッドアップディスプレイ)も標準装備されています。こういった違いもさすが最上級グレードならではでしょう。

そして、運転中常に手を触れているステアリングですがこちらも本革シートと同様に高級感のある本革巻き仕様となっています。ディテールにはメッキ加飾やスイッチにピアノブラック塗装が施されていて、手触りが心地よいだけでなく見た目にもとても高級感が感じられるものとなっています。

エアコンは左右独立温度コントロールフルオートエアコンですがこちらは全グレード共通。Zグレードならではのポイントとしては、ヒーターコントロールパネルが質感の高い静電タッチタイプになっていることでしょう。ちょっとした違いですが印象は大きく変わってきます。

その他、標準装備のディスプレイオーディオのディスプレイが12.3インチHDディスプレイとなっていることや、スピーカーがJBL製の9スピーカー(Gグレード以下はJBLではなく6スピーカー)となっているというのもZグレードならではの高級感を感じさせるポイントとなっています。

また、オプションの調光パノラマルーフが装着できるのは、Zグレード以上だけとなっています。これはスイッチ1つでガラス面を調光・透過に切り替えられる量産車世界初採用の装備でオプション価格は198,000円と安くありません。しかし、せっかくZグレードに乗るなら是非装着してみたいところです。車内が明るく開放的になるゴージャスなインテリアがより映えるはずです。

Zグレードは安全装備も
他のグレードよりも充実している

ハリアーZグレード
(引用:トヨタ公式HP)

今どきのクルマとして重要なポイントである先進安全装備ですが、ハリアーは高級SUVなので全グレードがToyota Safety Senseが標準搭載です。

こちらはリ波レーダー+単眼カメラ方式のプリクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼]検知機能付衝突回避支援タイプ)やレーントレーシングアシスト、全車速追従機能付レーダークルーズコントロールなどに加えて、Zグレードを含めてGグレード以上では前後方録画機能付きデジタルインナーミラーも標準装備となっています。

さらに、パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)+ブラインドスポットモニターが標準装備されるというのはZグレード以上のみの特徴となっています。ハリアーに乗るのであればこういった安全装備も完ぺきなものが欲しいところでしょう。

Zグレードに設定されているパワーユニットは
2LガソリンエンジンとハイブリッドのPHEVの3タイプ

ハリアーZグレード
(引用:トヨタ公式HP)

ハリアーが搭載するパワーユニットは2Lガソリンエンジンとハイブリッド、そしてPHEV(プラグインハイブリッド)の3タイプです。ガソリンエンジンは2Lの4気筒DOHCでスペックはパワーが126kW(171PS)でトルクが207N・m(21.1kgf・m)。決してハイパワーではありませんが、十分なトルクがありストレスのない走りが楽しめます。

そして、ハイブリッドは2.5Lガソリンエンジンと電気モーターの組み合わせで、スペックはシステム最高出力が2WDモデルが160kW(218PS)で、4WD(E-Four)モデルが163kW(222PS)です。こちらはガソリンエンジン以上にパワーやトルクに余裕があるので走りにも相当余裕があるでしょう。

さらにPHEVはシステム最高出力が225kW(306PS)と、ハイブリッドを超えるスポーツカー並みのハイパワーとなっています。2WDモデルの設定はなく4WD(E-FOUR)のみですが、フロントモーターの出力がハイブリッドが88kW(120PS)/202N・m(20.6kgf・m)なのに対して、PHEVは134kW(182PS)/270N・m(27.5kgf・m)と大幅にパワーアップされています。大排気量エンジンを搭載する高級セダンのような力強さがあり、余裕満点の加速が味わえるはずです。

WLTCモード燃費はガソリン2WD車が15km/Lで、ガソリン4WD車が14.7km/Lです。そして、ハイブリッドでは2WD車が22.3km/Lで、4WD(E-Four)が21.6km/Lです。

さらにPHEVは20.5km/Lとなっています。ハイブリッドやプラグインハイブリッドはさすがに燃費が優れていますが、ガソリンエンジンもこのクラスの重量級SUVとしては十分優秀といっていいでしょう。

このようにハリアーは見た目がスタイリッシュで装備やインテリアが豪華なだけでなく、走りにも余裕がありさらに燃費に優れ経済性も高い、非常に優れた都会派クロスオーバーSUVといえます。そして、そんなスタイリッシュで豪華という誰もが想像するハリアーらしさが最も表れているのが “Zグレード“なのです。

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リース車両が最大67.3万円引き!

ハリアーZグレード
(引用:トヨタ公式HP)

ご紹介したようにハリアーのZグレードはハリアーらしいラグジュアリーな気分を味わうことができる最高のグレードです。装備も充実、動力性能や燃費などの経済性にも優れており予算が十分あるのであれば是非手に入れたい一台ではないでしょうか。

ただ、ハリアーは現在も人気が高く、ディーラーでもバックオーダーを抱えており納車は遅れ気味のようです。それでもどうしても乗りたいというのであれば、リース車を利用するという手段もあります。例えばリースナブルなら、ご紹介したハリアーZグレードのリース車が用意されています。

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ハリアーのZグレードは購入するとなると、ガソリンエンジンモデルでも400万円オーバーとなかなかハードルが高いですが、リースナブルのカーリースで乗るなら、このような手軽な金額で乗ることができます。

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