コンパクトミニバンのロングセラーとして、多くのファミリードライバーから愛されてきたホンダの「フリード」とその2列シート仕様である「フリード+」。そのちょうどいいサイズ感と広々とした室内空間、そして優れた燃費性能が高く評価されており、常に販売台数ランキング上位に位置しています。
そんな「フリード」と「フリード+」が2022年6月24日マイナーチェンジと実施しました。グレード整理や装備の充実化がはかられたことで話題になっていますが、それ以上に注目を浴びたのが新たな特別仕様車の設定です。
その特別仕様車の名前は「フリードG BLACK STYLE(フリードG ブラックスタイル)」。標準モデルのフリードと、クロスオーバースタイルのフリードCROSSTARとは一味違ったそのスタイリングは、かなりスタイリッシュ。
そんなフリードブラックスタイルについて、どんな特徴があって、何がベースモデルと違っているのか詳しくご紹介します。
目次
「フリードG ブラックスタイル」は
どんなクルマ?
(引用:ホンダ公式HP)
現行型のフリードは2016年に発売となった2代目モデルです。登場からすでに6年もたつロングセラーといっていいモデルです。しかしいまだに販売台数ランキングの常連です。5ナンバーサイズのコンパクトボディに実用的な3列シートを持つ、その優れたパッケージングはコンパクトミニバンとしてかなりの完成度。そのせいか、人気はいまだに衰えることがありません。
なんといっても、見た目はとてもコンパクトなのにかかわらず、ドアを開け車内に乗り込んでみると、そこには驚くほど広い空間が広がっているのです。このサイズでこれだけ広いならステップワゴンなどMクラスミニバンはもはやいらないのでは? と思わせるほどで、加えて多彩なシートアレンジ機能もあるのでファイミリードライバーにとっては非常に使い勝手の良いコンパクトミニバンに仕上がっています。
ボディサイズは全長約4,265㎜×全幅1,695㎜×全高1,710㎜(FF)と特に全長が短い点がポイントです。とてもコンパクトでいかにも小回りが効きそう。5ナンバーサイズなので幅もスリムですし、これなら都心部の狭いコインパーキングなどでもまったく困ることなく駐車が可能でしょう。
リアドアも両側電動スライドドアが全グレード標準装備(以前は電動ではない廉価グレードがありましたが、マイナーチェンジで廃止されています)ですので、小さなお子さんや、高齢の方でも乗り降りは楽々。ベビーカーなど大型の荷物を積み込むのも余裕です。これなら家族そろってのお買い物から、アウトドアレジャーまで、幅広い用途に活躍してくれるでしょう。
また、そのシンプルでクリーンなスタイリングも嫌みがなく、バリエーションとしてクロスオーバースタイルのCORSSTAR(クロスター)が設定されているという点も、人気の理由なのでしょう。
そんなフリードに新たに設定されたのが「フリードG ブラックスタイル」です。その名の通り、フリードの標準モデルであるGグレードをベースに、エクステリアやインテリアにブラックのアクセントを加えた、特別なモデルとなっています。標準モデルのフリードやクロスターとは一味違った、上質で洗練されたスタイルを実現しているという点がポイントです。
特にそのフロントフェイスはクロスター顔ながら、ディテールにブラックスタイルならではのアクセントを加えている点が実に格好いい。こういった仕様を待っていた、というフリードファンも間違いなくいたはずです。さらにどんなところがベースモデルと違っているのか細かくチェックしていきましょう。
フリードはブラックスタイル含め
マイナーチェンジで全グレードの装備を充実化
(引用:ホンダ公式HP)
まず、フリードブラックスタイルに触れる前に、フリードのマイナーチェンジに関して確認しておきましょう。今回のマイナーチェンジによる一部改良では、大きな変更はなく外観なども変わっていませんが、装備面に関しては充実したものとなっています。例えば運転席と助手席にはシートヒーター機能が標準装備となりました。
また、親水/ヒーテッドドアミラーと、フロントドア撥水ガラス、さらに熱線入りフロントウインドウがセットになった「コンフォートビューパッケージ」も標準装備です。
こちらはマイチェン前にはオプションのセットだったものですが、それが好評で標準装備になったということですね。さらに、これからの日差しの強い季節にありがたいロールサンシェードなども標準装備化されています。
インテリアでは、シート表皮に撥水撥油加工が施された「ファブテクト」を新採用している点が大きな変更点でしょう。こちらもレジャーユースには役立ちますし、小さなお子さんを乗せるファミリー層にもきっとありがたいはずです。
これらの装備はフリードの全グレードに標準装備となっています。もちろん特別仕様車の「ブラックスタイル」も同様です。
シンプルでクリーンな印象の
フリードの顔がクールに変身
(引用:ホンダ公式HP)
では気になる特別仕様車「ブラックスタイル」はどんな点が標準モデルと違っているか。まず、最大の違いはフロントフェイスでしょう。クロスオーバースタイルの「フリードクロスター」に装着されていたフロントグリルガーニッシュ(ダーククロームメッキ)&フロントグリル(マットグレー)が装着されているということでしょう。
標準モデルのフリードもシンプルでクリーンなフェイスは清潔感があって悪くないのですが、ちょっと地味な印象があったのは確かです。特に左右ヘッドライト間をつなぐセンターのパネルが開口部のないフラットな形状で、迫力がちょっと足りない点に不満を感じる方もいたはず。
スポーティでカッコ良いのはやはりクロスターのほうですが、こちらのグリルは標準モデルでは選ぶことができませんでした。バンパーやルーフレールなどSUVっぽさが好きという方にはクロスターはおすすめでしたが、そうではなく標準スタイルの外観にクロスターのフロントグリルを合わせたいという方はあきらめるほかなかったのです。
でも、新たに設定された「ブラックスタイル」はそんな標準スタイルのボディにクロスターのフロントグリルという組み合わせ。さらに、通常ではボディカラーと同色のドアミラーやアウタードアハンドルが「クリスタルブラックパール」仕上げとなっています。さらに見た目が引き締まり精悍さを増しています。これが非常にスタイリッシュ。
他にも、ダーククロームメッキを施したリアライセンスガーニッシュ(通常はクロームメッキ)や15インチのアルミホイールまでもブラック仕上げとなっており実にクール。さわやかでファミリーカー然としたフリードの印象がこれによって大きく変わっています。こちらのほうが好みだ! と発表されてからいち早くチェックしたという方もいるのではないでしょうか。
インテリアもブラック仕様となり
精悍さが増している
(引用:ホンダ公式HP)
さらに、ブラックスタイルは、インテリアもブラックで加飾されています。インパネ各部をブラック化したうえで、シート色にもブラックを採用しています。これによって一味違った引き締まった印象の室内空間に仕上げています。
インテリアの装備に関しては、ブラックスタイルならではの特別なものがあるわけではありませんが、前述したようにシートヒーターが標準で、シート地が撥水仕様になるなど装備的には充実したものとなっています。
ボディカラーは「プラチナホワイト・パール」「シルバーミスとグリーン・メタリック」「フィヨルドミスト・パール」「トワイライトミストブラック・パール」の全4色をラインナップ。どれも落ち着いた上質なカラーばかりで、ディテールのブラック仕様とマッチしています。普通のフリードでは嫌だ! という方はかなりそそられるのではないでしょうか。
そして気になる価格ですが、ブラックスタイルは標準グレードのGグレードがベースということでGグレードよりもちょっとだけ価格はアップ。ちょうどGグレードとクロスターの中間的な価格設定です。具体的にはこうです。
FREED G BLACK STYLE 価格 | |||
---|---|---|---|
グレード | 駆動方式 | 乗員数 | 価格 |
HYBRID G BLACK STYLE | FF | 7人乗り | 2,721,400円 |
6人乗り | 2,699,400円 | ||
4WD | 6人乗り | 2,864,400円 | |
G BLACK STYLE | FF | 7人乗り | 2,435,400円 |
6人乗り | 2,413,400円 | ||
4WD | 7人乗り | 2,600,400円 | |
6人乗り | 2,578,400円 |
FREED+G BLACK STYLE 価格 | |||
---|---|---|---|
グレード | 駆動方式 | 乗員数 | 価格 |
HYBRID G BLACK STYLE | FF | 5人乗り | 2,721,400円 |
4WD | 2,886,400円 | ||
CROSSTAR | FF | 2,589,400円 | |
4WD | 2,754,400円 | ||
G BLACK STYLE | FF | 2,435,400円 | |
4WD | 2,600,400円 |
ブラックスタイルはガソリンエンジン、ハイブリッド両タイプが設定されていて、また5人乗りのフリード+でも選ぶことが可能となっています。
ベースとなっているGグレードに対してだいたい15万円ほど高くなっていますが、装備内容や特別なブラック仕様を考えれば高くはありませんね。なんといっても標準ボディに静観なクロスターのフロントフェイスが選べるのはこのブラックスタイルだけです。それだけでも選ぶ価値はあるのではないでしょうか。
リースナブルなら人気のフリードに
月々19,800円~のリース料金で乗れる
(引用:ホンダ公式HP)
リースナブルではお得なリース車両としてフリードをご用意しています。現在用意しているのは人気グレードの「G」と「HYBRID G」です。ブラックスタイルではありませんがどちらもコスパに優れた人気のグレードであることは間違いありません。
リースナブル「フリード」:https://leasonable.com/model/freed/
今なら(2022年6月現在)、5年プランの最安コースで月々19,800円(税込)×60回(+ボーナス加算10万2,300円)で、定額プランなら月々36,850円(税込)×60回という軽い負担でそんなマイナーチェンジを受けたばかりの最新のフリードに乗ることが可能です。
3年プランの最安コースでは、月々19,800円(税込)×36回(+ボーナス加算12万5,4000円)で、定額プランなら月々37,000円×36回(ボーナス加算なし)で乗ることも可能となっているのでかなり魅力的ではないでしょうか。
リースナブルなら、オリジナルのオプション装備としてイクリプスの7インチカーナビや、ETC車載器、オリジナルフロアマット、サイドバイザーが追加されます。よりお得にフリードに乗れるというわけです。
マイナーチェンジしたばかりのフリードに興味があるなら是非、上記のURLにアクセスして、リースナブルのカーリース車をチェックしてみてください。新車で購入するよりもずっとお得に、魅力的なフリードに乗ることが可能ですのでおススメです。