愛犬をクルマに乗せて遊びに出かけたいからマイカーにN-BOXを選んだ。そのような声を聞くことがあります。でもなぜN-BOXなのか。その理由は国産自動車メーカーの中でも特に愛犬家のためのアクセサリーが充実しているのがホンダだからというのです。それは本当なのでしょうか。

確かにホンダN-BOXなら軽自動車随一の広いスペースがあって、軽だからといって人もワンちゃんも乗っていてストレスを感じることがないでしょう。また、ペットグッズなどを沢山乗せることができますし、なにより走りも快適で燃費も抜群。まさに愛犬家にとってぴったりの軽スーパーハイトワゴンといってもいいと思います。

では、そのペット用アクセサリーはどうなのか?実際アクセサリーカタログを見てみるとワンちゃん向けのアイテムが非常に充実している。さらに今後もアイテムが追加されるという予定との話もあります。これは興味深い。では現状N-BOX用の純正アクセサリーにはどのようなユニークなアイテムがあるのかあらためて見てみましょう。

ペット好きが愛犬家のために開発した
「Honda Dogシリーズ」とは


(引用:ホンダ公式HP)

ホンダ車用に様々な純正アクセサリーを開発しているのがホンダアクセスです。このホンダアクセスでは15年以上前からホンダ純正ペット用アクセサリー「Honda Dogシリーズ」を企画、開発してきました。また、愛犬家向けの情報サイト「Honda Dog」でも様々な情報を発信しています。

この「Honda Dogシリーズ」のアイテムは愛犬家たちに非常に好評です。その理由は開発をしている企画開発チームに、ワンちゃんオーナーが多い上、さらに今年の春に開催された「インターペット~人とペットの豊かな暮らしフェア~」のようなイベントでワンちゃんオーナーたちの声をダイクレトに聞き、その意見をしっかりアイテム開発に反映しているからです。

先日も春に開催されたインターペットで、「N-BOX」にホンダアクセスの各種アクセサリーを装着して「Honda Dogシリーズ」アピールする展示されていました。発売中のもの、また、今後発売が予定されている各種「Honda Dogシリーズ」の愛犬用アクセサリーがワンちゃんオーナーからも注目を集めていましたが、いったいどのようなアイテムが用意されているのでしょう。

ワンちゃんの事を考えた
デザインや秀逸なアイテムたち


(引用:ホンダ公式HP)

まずはワンちゃん用のソフトケージ「ペットシートプラスわん」です。こちらは、シートに固定できるワンちゃんのためのケージで、とても柔らかな素材でできていて大切なワンちゃんをやさしく守ってくれます。

安全面も考慮されていて、前方が曲線形状のラウンド型になっているのは、助手席に固定して、万一エアバッグが作動し膨らんだときにもエアバッグの膨張をこのラウンド部分で逃がすようにデザインされているとのこと。万が一エアバッグが開いても「ペットシートプラスわん」の中にいるワンちゃんに影響が及ばないようなっているわけです。

シートへの設置も比較的簡単です。「ペットシートプラスわん」に取り付けられたベルトと、クルマのシートベルトを使って締め付けることでしっかりと固定が可能です。

ケージの内側2ヵ所にはリードフック(リードは別売り)が設置されていてここにリードをつないでおくことでワンちゃんの飛び出しを防いでくれます。

ケージのサイズはコンパクトなので、小型犬なら一頭。超小型犬なら2頭乗せることができます。また、ケージの両サイドに大きなポケットが付いているのでおもちゃ、お手入れ用品を入れておくことも可能です。こういった細かな気遣いもワンちゃんオーナーが設計しているからなのでしょう。

そして、ケージの前面と側面はメッシュになっているので通気性もよく夏場は熱気などもこもりませんし、中の様子もよく見えるのでドライブ中はオーナーさんもお互いに顔を見ることできて安心でしょう。

そして、使用しないときは折りたたんで収納することもできます。そのためトランクなどに置いていても場所を取りません。もちろん組み立て方も全体を広げ、底面になるクッションを敷いたら左右側面のファスナーを閉じるだけと簡単。それにデザインもさすがホンダ、スタイリッシュで実に魅力的ですね。

価格ですが、N-BOXのアクセサリーカタログを見ると1万9,800円(税込)と手ごろ。カラーはブルーとグレーの2色用意されているのでクルマのインテリアカラーに合わせて選ぶことができます。

さらに、先日のインターペットでは、参考出品アイテムとしてひと回り大きなサイズのものも展示されていました。小型犬よりも少し大きめのワンちゃんにもこちらなら対応できそうです。2021年中の発売を予定しているとのことなのでこちらも期待ですね。

シートの汚れを防いでくれるから
カーリース車両でも安心して乗せられる


(引用:ホンダ公式HP)

ほかにもN-BOX用のアクセサリーとして、魅力的なワンちゃん用アイテムが用意されています。例えば「ペットシートサークル」(税込2万5,300円)。こちらはリアシートに設置する中型犬用のサークルでキャンバス製ですが、撥水加工が施されておりまたしっかりとしたボードが床面に入っているので、安定感があります。25kgまでのワンちゃんに対応が可能というもの。サイド部分がメッシュになっているので風通しもよく、ワンちゃんの顔を見守ることができます。

さらに「ペットシートマット」(税込1万7,600円)は、その名の通りペット用のシートマットです。後席スペースをまるごと覆うことができ外で遊んだあとにワンちゃんをそのままシートに乗せることができます。

裏側にはポケットがあり、ワンちゃん用の小物なども収納可能で表面は汚れがつきにくい撥水加工が施されていて、洗濯機などでお手入れできるのもうれしいポイント

ファスナーがついていて開ければ人が座れるスペースも作ることでき並んで座ることもできます。また、運転席側を覆っているマットの真ん中には肉球型メッシュが施されていて、かわいいだけでなくエアコンの風を通すことができるうえ、ドライバーの様子をワンちゃんが眺めることもできる。とてもよくできたデザインになっています。

そのほかにも、「ペットアライニングカバー」(税込6,600円)や、「ペットフロアクッション」(税込1万1,000円)、他のアイテムと合わせて使用できる「ペット車外飛び出し防止リード」(Sサイズ税込3,300円、Mサイズ税込3,850円)が用意されています。

すべてカラーはブルーとグレーが設定されているという点もおしゃれ。N-BOXにこれらのアイテムを加えれば、リース車両であっても車内が汚れるのを防ぐことが可能です。ワンちゃんもワンちゃんオーナーも快適なドライブが間違いなく楽しめることでしょう。

肉球がデザインされたキーカバーや
エンブレムでワンちゃんオーナーをアピール


(引用:ホンダ公式HP)

Honda Dogでは、ご紹介した実用的なワンちゃんグッズのほかにも、肉球がデザインされたかわいい「ペットキーカバー」(税込4,400円)や、車体に取り付けられるドレスアップアイテムの専用「Honda Dogデザインエンブレム」(税込4,400円)や「ほねデザインエンブレム」(税込3,080円)なども用意されています。こういったものを取り入れて自分なりのN-BOXにカスタマイズするというのもきっと楽しいでしょう。

また、先日のインターペットではシフトノブに取り付ける、肉球がデザインされたセレクトノブカバーというのも展示されていました。手のひらに当たる部分にワンちゃんの肉球があって、肉球部分はシリコン製になっていてなんとの気持ちの良い手触りとなっています。

こちら、現時点(2021年5月末)ではN-BOX用のものは発売されていません。しかし、兄弟車であるN-VAN用としてはすでに商品化されていますし、おそらく近いうちにN-BOX用にも発売されることでしょう。こちらも楽しみですね。

ペット好きのN-BOXオーナーなら
純正アクセサリーカタログは必見


(引用:ホンダ公式HP)

ご紹介した「Honda Dogシリーズ」のアイテムは全て純正のディーラーオプションです。つまり、カーリース車両でも問題なく装着が可能ということです。

もちろんその費用もリース料金に組み込むことが可能です。なんといってもホンダ車専用アイテムなのでクルマとのマッチングも完璧ですしデザインのクオリティも抜群

さらに自動車メーカーのアクセサリーブランド純正ですから安心感もあります。ワンちゃんオーナーで、N-BOXのリース利用を検討中であれば、純正アクセサリーカタログは必見です。エアロパーツやホイールよりも、先にこちらをチェックしてみるというのもいいかもしれません。