ヨーロッパ車のようなスタイリッシュなデザインと、きびきびとした走りが特徴マツダのコンパクトハッチバック「MAZDA2(マツダ2)」です。

ご存じの方も多いと思いますがマツダ2は、以前デミオという車名で売られていました。車名は変わりましたが基本的な部分は踏襲しており、扱いやすいサイズに手ごろな価格などその個性は大きく変わっていません。

そんなマツダ2には、通常のグレードだけでなく様々な特別仕様車が用意されていることで知られています。その中でも装備内容が充実していながら価格が手ごろということで高く評価されているのが「15S Smart Edition(スマートエディション)」です。

そんなマツダ2の15Sスマートエディションはいったいどんな特別仕様車になっているのか、どのような装備が追加されまたお買い得というのは間違いないのか。今回はそんなマツダ2のスマートエディションにスポットを当てて詳しく調べてみました。

デミオから車名をマツダ2に変更
同時に車両価格も少しアップ

デミオから車名をマツダ2に変更
(引用:マツダ公式HP)

「マツダ2」の元となったデミオは2014年に登場したモデルです。マツダのコンパクトハッチバックとして長らく愛されてきた車種でした。しかし、2019年7月にデミオにマイナーチェンジを実施した際にその車名をデミオからマツダ2に変更しています。

実はもともとデミオは、日本以外では「マツダ2」という車名で売られていて、いうなればマイナーチェンジをきっかけに世界共通名のマツダ2の車名に変更したというわけです。

その他のマツダ車でも同様の車名変更が実施されています。例えばアクセラが「マツダ3」に、アテンザが「マツダ6」にという具合に。以降ラインナップの全車種が世界共通名に共通化されたのです。

これはマツダが”MAZDA”ブランドをより高級なブランドにイメージアップを図りプレミアムブランドを目指すという意図があったとされています。どうやらドイツのAUDIのようなブランドにクラスアップを図りたいようです。

そのため、マツダ2もデミオというかわいらしい名前から、他の車種と共通した“ブランド名+数字“という、ちょっとドイツ車っぽい組み合わせに変わったというわけですね。もちろんその他にも、走りや、インテリアの質感を向上させるための改良もおこなわれています。

例えばエクステリアも、旧デミオと比べてみるとわかりますが、フロントグリルやヘッドランプ形状が一新されており、新しいクールな顔つきに変わっています。ボディシェル自体はそのままなのでデザインが大きく変わったわけではありませんが、印象が確かに変わりました。

また、デミオ時代には設定されていた廉価グレードの1.3Lガソリンエンジンモデルを廃止して1.5Lガソリン及び1.5Lディーゼル車のみにグレードを整理するなども行っています。マツダ2は、マツダブランドの中でもエントリーモデルですが、プレミアムコンパクト的なポジションへとイメージチェンジを図っているのですね。

ただし、価格もそれなりにアップしました。最上級グレードのディーゼルエンジンSKYACTIV-D 1.5「XD Package」では267万8,500円とかなり高級化しており、以前のデミオのイメージからはかけ離れたものになっています。もしデミオの最上級グレードが250万円以上などといわれたらやっぱり違和感がありますが、デミオではなくマツダ2ならどうでしょう。名前がかわっただけで印象というのは大きく変わるのです。

デミオからマツダ2に名前が変わり、すべてが高級化、高額化したわけではありません。ちゃんとお手頃価格のエントリーグレードも用意されています。例えば1.5Lガソリンエンジンを搭載した「15S」などがそうです。

このエントリーグレード15Sなら162万2,500円(2WD)という価格であり、決して豪華装備とは言えませんが、必要な装備をキチンとそろっています。非常に買い得なグレードであり、コスパ的にもかなり優秀。現行のマツダ2の中でも屈指のコスパを誇るグレードとなっています。ゆえに人気も高く、実際売れているようです。

そして、そんな定番的な人気グレードをもとに、さらに装備を充実させながらお買い得価格を維持したマツダ2の特別仕様車が「15S スマートエディション」です。この特別仕様車は2020年5月に追加されたものです。

いくつもの特別仕様車が用意されている現行モデルのマツダ2の中でもおそらく最もコスパに優れた特別仕様車ともいわれているのがこの15S スマートエディションなのです。

現代のマツダ2のグレード構成は
どうなっているのか

マツダ2のグレード構成
(引用:マツダ公式HP)

15S スマートエディションについて詳しくチェックする前に簡単にマツダ2のグレード構成を説明しましょう。マツダ2のグレード構成は、まずパワーユニットが1.5Lガソリンエンジンと1.5Lディーゼルという2つが用意されており、それぞれのパワーユニットごとにいくつかのグレードが設定されています。

最も廉価なグレードがガソリンの「15C」です。こちらは必要最低限の装備が与えられた、おそらく営業車向けなどを考えたライトバン的なグレードなのでしょう。マイカーとして利用するには正直装備は簡素すぎるでしょう。

その上に位置するのが基本的な快適装備を備えたベースグレードともいうべき「15S」(ガソリン)と「XD」(ディーゼル)です。さらにその上に「PROACTIVE」や「PROACTIVE S Package」、「L Package」などといった上級グレードが設定されています。

他にもガソリン車には「15MB(モータースポーツベース車)」という特殊なグレードもありますが、こちらはあまり一般的なグレードではありませんので、今回は詳しくは触れません。いずれかの機会に別途紹介したいと思います。

そして、これらの通常グレードとは別に「Smart Edition」や「Black Tone Edition」、「White Comfort」などといったいくつかの特別仕様車などが設定されています。そして、その特別仕様車の中でも特に注目すべきなのが今回スポットを当てる15S「スマートエディション(Smart Edition)」なのです。

15S スマートエディションのベース車
15Sはどんなグレードなのか

15Sスマートエディションのベース車
(引用:マツダ公式HP)

15Sスマートエディションのベースとなっているグレード、15Sはブラックを基調としたシンプルなインテリアを持つ、エントリーグレードです。8インチのセンターディスプレイやコマンダーコントロールなどに加え、マニュアルエアコンや6スピーカー、USB端子などが装備されます。

豪華な内容ではありませんが必要な快適装備は一通りそろっており、普通にファミリーカーとして使用するのであれば大きな不満は感じないはずです。なんといっても価格も162万2,500円とマツダ2の中でも価格もかなりお手頃な設定なのが魅力です。

そして、この15Sにいくつもの装備を追加して豪華にしたのが15S スマートエディションということになります。それでいて価格も抑えた非常にお買い得度の高い特別仕様車といえます。どんな装備内容なのか詳しくチェックしていきましょう。

15S スマートエディションでは
どんな装備が追加されるのか

15Sスマートエディション追加装備
(引用:マツダ公式HP)

では15Sから15S スマートエディションになると何が変わるのか? まずリアシートですがこちらが6:4分割可倒式シートバックタイプになります。15Sではシートバックは一体式で、6:4分割可倒式はメーカーオプション設定(ビジネスユースパッケージ/44,000円)です。

さらに、フルオートエアコン(15Sはマニュアルエアコンで、オートエアコンはオプション設定もなし)やシャークアンテナなども装備されています。

他には、フロントドアがスーパーUVカットガラスとなり、フロントガラスとフロントドアのガラスもIRカットガラスでリアドアガラスとリアゲートガラスはダークティンテッド仕様。これらも15Sでは装備されていませんし、さらにリアドア/リアゲートのダークティンテッドガラスを除いて、15Sにはオプション設定もなく後から追加することもできません。

そして、駐車時や低速走行時に見えない部分の危険察知を支援してくれる「360°ビュー・モニター」や、夜間の視認性を高めるアダプティブLEDヘッドライトなども特別装備として追加されています。

あとはキーも違います。15S スマートエディションはアドバンストキーレスエントリーシステムが標準装備。これは、いわゆるスマートキーで、キーを持っているだけでドアやリアハッチの開け閉め、エンジンスタートができるというもの。

15Sは通常の電波式キーレスエントリーキーです。リモコンキーによるボタン操作が必要です。そして、このアドバンストキーレスエントリーシステムも15Sではオプション設定がないので後付けは不可です。

わずか25,000円のプラスで
装備内容が格段に豪華になる

25,000円のプラスで装備内容が格段に豪華に
(引用:マツダ公式HP)

こうして追加されている装備を並べてみると、その内容はかなりの差があることがお分かりでしょう。15S スマートエディションは価格を考えると非常に充実した装備が備わっています。

ベース車である15Sでも15Cに比べればそれなりに充実した装備となってはいますが、じっくり検討すると、ファミリーカーとして使うには正直ちょっと寂しい装備内容ではあります。とはいえ1.5Lガソリンエンジンを搭載するコンパクトカーで162万2,500円(2WD)という価格はとてもお手頃な点は魅力なのですが。

しかし、そんなお買い得価格の15Sと比べても15S スマートエディションの価格はお手頃です。その価格はなんと驚きの164万7,500円なのです。もともとお手頃価格の15Sにわずか25,000円プラスするだけで装備内容が格段に豪華になる15S スマートエディション にグレードアップすることができるのですからこれは見逃せません。

15S スマートエディションで追加される装備の金額は、15Sのオプションにないものも少なくないので単純に換算できませんが、軽く10万円以上はすると考えられます。それだけの装備がたった25,000円の追加でついてくると考えると15S スマートエディションは圧倒的にお買い得であるということがわかると思います。

マツダ2の中でも圧倒的なコスパの高さを誇る15S スマートエディションは、走りの面などでは特筆するような部分はありません。しかし、昨今クルマの価格が高騰し車両価格も高めに推移している中、この価格でこの装備内容は驚くほどのコスパの高さです。マツダ2の新車に乗りたいという方には、自信をもってオススメできる一台と言えるでしょう。

マツダ2 「15S スマートエディション」に
月々6,000円~のリース料金で乗れる

月々6,000円~のリース料金
(引用:マツダ公式HP)

今回はマツダ2の特別仕様車15S スマートエディションがいかにコスパに優れているのか、あらためて確認してみましたが噂にたがわず驚くべきコスパ高さが確認できました。

ベースグレードに対して軽く10万円以上の装備が追加されていながら価格はわずか25,000円アップ。これは間違いなく買いでしょう。

そんなマツダ2 15S スマートエディションをリースナブルではお得なリース車両としてご用意しています。

リースナブル「マツダ2 15S スマートエディション」:https://leasonable.com/model/mazda2/

今なら(2022年5月現在)、5年プランの最安コースで月々6,000円×60回(+ボーナス加算13万7,280円)で、定額プランなら月々26,800円×60回(ボーナス加算なし)という軽い負担で乗ることが可能です。

さらに3年プランの最安コースでは月々6,000円×36回(+ボーナス加算17万8,2000円)で、定額プランなら月々33,000円×36回(ボーナス加算なし)で乗ることが可能です。

リースナブルなら、15S スマートエディションの充実した装備に加えてETC車載器やオリジナルフロアマット、サイドバイザー、ナビゲーション用SDカードなどのオリジナル装備が追加されます。つまりさらにお得になっています。

マツダ2にできるだけお得に乗りたいという方は、是非上記URLにアクセスしてリースナブルのお得なリースプランをチェックしてみて下さい。